らんちゅうブログ
2013年2月24日 日曜日
産卵
朝の様子です。
雄と雌を合わせて翌日の朝の様子です。
全く産卵する気配がありません。
雄雌を合わせて次の日に産卵する事はかなり稀だと思います。
雄の追星の状態を見て下さい!
胸鰭の全面が白く見えるのが追星です。
産卵が見られない朝には産卵藻を撤去して魚達に餌を与えます。
餌の量は赤虫7片を朝と昼過ぎに2回与えます。
餌を食べている様子です。
わんちゃんやねこちゃんも食事を食べている姿が一番可愛いとおもうのですが(私見)、らんちゅうが餌を食べる姿は本当にかわいい!!!
食べた餌が消化された頃にまた産卵藻をセットします。
私の場合は診察が終了して帰宅してからになります。
産卵藻を撤去する。餌を与える。また産卵藻をセットするという作業を産卵するまで繰り返していきます。
2月24日
産卵藻をセットして2日目の朝です。
早くも産卵が始まりました。
経験的に人工受精をするよりも自然に産卵させた方が圧倒的に残る魚が出来る確率が高くなるために今回も自然産卵でいけるかどうか雄と雌の動きを観察しましたが、どうも雌の魅力が無いのか雄達は雄同士で追いかけっこをして射精をしていました。
これでは受精率が下がりすぎてしまいます。
とゆうか受精しないかも?
しかたなく手絞りで人工授精を行いました。
雄の精子の出は良好で4匹の雄全ての精子を使いました。
少しダマになったかもしれません。
本来なら産卵後に卵を孵化池に移すのですが、気温は3度しかないために受精卵に急激な温度変化をさせない為にも産卵舟で孵化させる事にしました。
投稿者 石原 | 記事URL
2013年2月22日 金曜日
明日から大潮です!
先週の17日に最初に起こした雄達のコンデションをチェックしました。
水温は数日前に目標の18度まで上げていました。
追星はくっきりとでているかな?
前回の水替え時よりもくっきりと見えるようになってきました。
次に下腹部を横に軽く圧迫して精子を確認します。
10匹中6匹が軽い腹部の圧迫で精子を出していました。
次は雌達です雄より12日遅く起こした4匹のチェックです。
お腹は大きくなっているかな?
下腹部を腹側から押すと柔らかくなっているかな?
自家産の2匹は柔らかくなってきました。
3月8日からの大潮での産卵を目標に冬眠明けをさせてきましたが、23日からの大潮で産卵するかもしれません。
大急ぎで産卵させるための準備を始めましたが、仕事で時間が取れない日が多くなり、またこんな時に限ってパソコンが壊れたり・・・
2月22日
取り急ぎ産卵の準備はできました。
自家産の兄弟同士の掛け合わせになります。
今回は雌1匹に対して雄を4匹使います。
今晩魚巣をセットします。
時間が本当になかったので画像がありません。
雌はもちろんこの仔です
柔らかくなったお腹です。
投稿者 石原 | 記事URL
2013年2月 9日 土曜日
断熱シートその後1
昨日の最高気温は4度以下、最低気温はマイナス0.2度でした。
今朝、給湯器の排水管が凍ってしまい給湯器が使えなくなりました。
この冬で二回目です。
皆さんはもうご存知だと思いますが、ノーリツの給湯器でエラー番号が29なら排水管が凍っているだけかもしれません。お湯をかけて氷を溶かすとすぐに復旧します。
このような厳しい寒波は神戸市長田区では、年に数回あるかないかの寒波だったと思います。
そこで今日(9日)は断熱材の効果をみるためにの午前0時20分と午前6時の水温を計りました。
一番最初に冬眠から起こした舟はFRP製で3cm厚の発砲スチロールが内蔵されているものでこの船だけは300Wのヒーターを使用していますが、他の舟は全て180Lのプラ舟に断熱材を張ったもので
200Wのヒーターを使用しています。
デジタルで表示された温度の左斜め下の部分が赤く点灯しているのはサーモスタットが作動して現在ヒーターで加温しているという合図です。
いずれも左の画像が0時20分。 右の画像が6時の物です。
設定温度16度です
設定温度14.5度です
設定温度12.5度です
設定温度12度です
どの舟もほぼ設定温度が保たれていました。
無機質な画像ばかりでは退屈するので(多分・・・)最初に冬眠明けさせた雄の画像を撮ったので紹介します。
寸が短く横見ではへの字腰なのであまり種には良くないのですが、尾が大きくて構えも良く
とてもかわいい魚なのでで私のお気に入りです。
投稿者 石原 | 記事URL
2013年2月 3日 日曜日
冬眠明け。耐候性断熱シート。
我が家ではらんちゅう用の電源が一回路しかありません。
昨年は200Wや300Wのヒーターで冬眠明けさせた舟は、寒波が来ると最低水温を維持出来ずに結局全て舟のヒーターを途中で500Wに交換するはめになりました。
大潮が近づき雌のお腹も柔らかくなり いざ、!産卵!
雌雄を掛け合わせる産卵舟を用意し、孵化用の舟も用意してワクワクしながら次の日に早起きすると、見事にブレーカーが落ちていました。
朝の冷え込みで各舟のヒーターがいっせいに働き、容量オーバーでブレーカーが落ちたのです。
水温もかなり低下していて産卵どころかエラ病になってしまいました。
産卵時には普段より2舟多く加温が必要なので、ヒーターの総W数を2000W以下にする必要がありました。
今年は昨年と同じ失敗を繰り返さないように断熱材を使う事にしました。
屋外使用なので断熱材も耐候性が高くないと長持ちしません。
コンクリート養生用のアルミ蒸着断熱シートのサンプルを取り寄せました。
厚さ3mmですが使いやすそうで丈夫そうです。
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こんな感じでプラ舟に両面テープで断熱材を張り付けていきます。
幅は26cmに切断して3枚あればプラ舟の周囲を囲う事が出来ます。
1月24日、26日、28日とそれぞれ自家産雌、導入魚雄、導入魚雌を冬眠から起こしました。
ヒーターは全て200Wです。
最初に起こした自家産雄の舟のヒーターは2回目の水替えの時に300Wに取り替えました。
現在の使用ヒーターの合計は900Wです。
現在の水温設定は13.5度、12.5度、11度、11度です。
日中に晴れていれば水温は設定温度より2度程上昇しています。
春までにはまだまだ厳しい寒波が幾度となく襲ってきます。
目的の水温である18度まで200Wのヒーターで上げて維持する事ができるかどうか?
かなり無理っぽくどこかで限界が来ると思いますが、チャレンジして毎日水温の記録を取る事が実に楽しく感じられます。
餌は現在一匹あたり赤虫1~2片を一日一回だけ与えています。
水温の上昇と共に餌の量や回数を増やしていきます。
投稿者 石原 | 記事URL