らんちゅうブログ
2016年7月 8日 金曜日
大阪のお仲間パート1
このところ雨の降らない日は気温も上がり一日中太陽が照りつけているため一気に水温が上昇しました。
二歳以上の魚達は夏の暑さを経験しているために高水温に慣れていますが、当歳は初体験です。
水温の急激な上昇をふせぐ為に水深を20センチ位にしています。
餌の量も控えめにしています。
さて前回びっくりポンな魚をご紹介するとお約束しましたが、大阪のY,Hさんの魚です。
6月撮影の画像ですがすごい迫力です。
似たタイプの魚がまだまだいます。
頭は真四角でさらに肉瘤が上がりそうです。
目幅がしっかりとありさらに目幅と同幅の背幅があり腰まで平行です。
鰓蓋には余計な肉がついていなくてすっきりとしています。
私があこがれるらんちゅうのボディの理想像です。
Y.Hさんは今年初めて産卵に挑戦しました。しかも我が家より早い3月に産卵です。(すごいです!)
Y.Hさんは昨年の7月のブログでほんの少しだけご紹介しました。
あらためてご紹介させていただきます。
Y.Hさんとはこのメールから始まりました。
はじめまして、Y.Hと申します。
私は、大阪で父親と私とで小さな町工場を営んでいます。
私事ですが、昨年の10月に手狭だった工場から、少しだけ広くなった工場に引越しをいたしました。
5年前位から、らんちゅうを自宅にて飼育していました。
つい最近までは品評会や協会のことは何も知らず、かわいいペットとして子供達と飼育していました。金魚伝承という本(古本屋さんで見つけました)に出会い、少しだけらんちゅうについて詳しくなりました。
新たな工場には屋上があり、そこで本格的に飼育を始めようと思い、ホ-ムセンタ-で80サイズのプラ舟を4個購入し、エア-は浄化槽用のポンプを準備致しました。ある程度の準備が出来たので、いつ金魚を引越しさせようかと思っていた昨年の12月に七匹すべて病気になり全滅させてしまいました。今は新品のプラ舟があるだけです。
金魚の病気を調べていると石原先生のらんちゅうのブログにたどりつきました。
以前のブログでは跳魚の貰い手を探しておられた(3年前のブログ...)ので、
もし今年も跳魚の貰い手をお探しであれば何匹か分けていただけないでしょうか?
突然このようなメ-ルを送り、たいへん失礼致しました。
早速お電話をさせて頂いて魚をお送りしました。
Y.Hさんからのお礼のメールです。
石原先生様
無事に魚が届きました。
本当にありがとうございます。すべて元気に泳いでおります。
日曜日、それから月曜日の休憩時間を使い、らんちゅうの飼育準備を致しました。飼育場は陽当たりが良く、水温上昇が気になりましたので、すだれにて天上を覆ってみました。
屋上ですが倉庫の様な作りになっており、サギなどは防げそうですが、暑さは問題がありそうなのでいろいろ工夫して飼育しようと思います。
いつかは石原先生のように肉瘤のある太くてかっいい魚を作りたいです。それから品評会に出品を目標にして頑張りたいと思います。
できれば今後もご指導の程宜しくお願い致します。
うらやましい飼育場です
Y.Hさんの奮闘ぶりは今後もご紹介させて頂きます。
さて我が家ですが4月6日生まれと7日生まれのそれぞれ一匹づつ特徴の出た魚をご紹介します。
投稿者 石原